エンジニアになると決めて、どうしたらいいか分からない、どうすればエンジニアになれるのか知りたい!
そんな方に向けてテックキャンプの経験を紹介致します!!
テックキャンプからエンジニア転職し、実務経験をして感じた事も書いて参ります。
結論から言いますと、テックキャンプはエンジニア留学です!
何故エンジニアになりたいのか?
エンジニアという仕事も漠然としてる、何となくPCでサービスを作ってるのだろう、でも何をしてるかわからない。そんな方も多いのではないでしょうか?
はっきりいって、エンジニアになってやりたいことが決まっていないなら、エンジニアになる為に高い受講料払ってまでスクールに通う必要ありません‼️
もちろんやってみて面白いと感じる、もしくは作りたいサービスや目標があれば是非飛び込んでみる世界だとは思います!
まずはプロゲートやドットインストールから試してみてください。合う合わないはありますから。
テックキャンプにいついたのか?
無事にエンジニアとしての就職が決まり、2020年9月からエンジニアとして働きました。
テックキャンプ(当時はテックエキスパート)に2019年12月23日から2020年3月6日までの10週間受講しておりましたので、ちょうどコロナが流行り出す前で、今とはシステムが変わっているのかもしれません。
エンジニアとして働いて、テックキャンプの受講料ぐらいはペイできたかな?という少し実務経験をしたタイミングで紹介したいと思います。
職業訓練校にも通っていたので、その辺りとも比較していきます!
スクールに通う意味
はっきり言って、エンジニアになる。エンジニアとして勉強するだけならテックキャンプに入らなくてもいいと思います!
これは断言できます!出来る人は自分でやるだろうし、就活も問題ないはず。
問題は僕のような36歳子持ちが中々勉強する環境、習慣が整わず、かなり難しい転職市場からテックキャンプを使ってエンジニア転職目指すのであれば、ありありのありだと思います!!
実際転職してるので、スクール通ってるから採用するという会社は確実にあります。
もちろん評判が悪くてスクールの人は採用しないという会社もあるようですが、多少なりとも勉強して、勉強が習慣化できてる人は採用されやすいと思います!!
正直言って、「勉強はまだしていません、未経験です、頑張ります!」ではこのご時世転職は無理です。今はコロナ禍で求人数も減ってなおかつ、未経験のハードルはかなり高くなってしまっております。スクールの乱立で沢山人がいますからね。
ある程度お金を払わないと、やり切ってやろう、元をとってやろうという気持ちになりづらく、脱落してしまう可能性もありますからね。
サンクコストと言っていい意味ではないですが、踏ん切りをつけるには60万という金額はちょうどいい金額だと思います。一度、説明会もありますので、聴いてみるのもいいかもしれませんね。
↓まずは説明会などで色々聞いてみるのもいいと思います!
テックキャンプのメリット
テックキャンプは何がいいの?と入る前に不安になる方が多いと思います。自分もそうだったので、入ってみて、よかった部分を紹介します。
転職に関するCAさんがいる
今いる会社の求人を教えて頂いたのがテックキャンプのCA(転職相談員)さんなので、僕はテックキャンプに通っていなければ内定はいただけなかったかと思います。
本当にCAの方には良くしていただき、履歴書の添削や面接を見て頂いたり、とてもいいCAさんでした。この制度は本当に助かります。現在新たに転職活動をしているのですが、誰かに相談できると言うだけでかなり不安はなくなると思います。ここが最大のポイントですね。
ちなみに職業訓練校でも似たような方はいましたが、全然ダメでしたね。かなり古い検索エンジンを紹介されたりと、ハローワークの紹介と同じですからね。自分で調べて自分で転職活動した方がましですね。
やはり転職率99%という事でかなり積極的に連絡が来るようですし、半年たてば、転職保証が発生して60万円という料金が戻って来るシステムなので、かなり急かされるようです。
その辺りは良くも悪くもしっかりしてると感じました。
仲間ができる
テックキャンプ最大の魅力は仲間がリアルで出来ることですね。
この仲間達とは一年たった今でも交流がありますし、大人になって久しぶりにできた仲間です。ある意味エンジニア留学の同じ苦労を共にした留学仲間ですからね。色々と離れても情報交換できるいい仲間です。
1日10時間を10週間共にやっていく中で、仲間の存在は大きいです。これがなかったら途中で挫折してたかもしれません。僕の場合は運良く、みんないい人で、しかもできる人達だったので、ラッキーでした。
その仲間の中からテレビで取り上げられる開発をしてる人気企業に入った人までいますからね。本気でやって、できる人はきちんと転職できる環境ではあると思います。
有名企業に行った仲間がいうには、仲間ができた事は良かったが、自分で勉強できたからテックキャンプは必要なかったかな?と言っておりましたが。
カリキュラムも充実
この辺りは賛否両論で、Progateやドットインストール、Udemyと沢山自分で学ぶ事はできる思います。
僕も卒業後に全て試しましたが、テックのカリキュラムの内容は初心者でも、分かりやすかったかと思います。おそらく色々なフィードバックがあって日々改良されているのだと思います。
もちろん誰かが手取り足取り教えてくれるわけでもなく、黙々とカリキュラムを進めてくだけなので、このあたりはやはり1人でやるという自走力が必要で、それさえあればみんな一人で勉強出来るはずなので、カリキュラムはやり続けるきっかけ作りに過ぎないと思います。
サポートはどうなの?
サポート内容としては、前途の転職活動のサポートしてくれるCAさん、わからないことを聞けるメンターに、カリキュラムをやりきるために相談が出来るメンターの3人がいると思えばわかりやすいかと思います。
ただ、カリキュラム内容を質問できるメンターは毎回違いますし、中々すぐに聞けなかった事が残念。結構待つんですよね。それに教えやすさも質がバラバラ。僕はわからないことだらけなので、そこまで不満はないですが、出来る人からしたら、物足りなかったようです。
あと、相談できるメンターもポモロードの勉強法、瞑想、アジャイルなど色々とやりきる為にサポートしてくれたり、気軽に不満なども話せ、ガス抜きができる、いい存在でした。これはやる気にさせ、やり抜く為に必要な役だったと思います。
↓そういったメンターの方とカウンセリングができるので、入る前にまずはカウンセリングを受けてみては?
デメリットは?
おそらく人に関係するところは運の要素が強いので、こればかりは合う合わないなどがあると思うので、それ以外のところをみていきます。
値段は納得できるのか?
おそらく殆ど値段が変わっていないと思うので、常時キャンペーンをやっているので、だいたい60万円。1週間6万円。週5なので、一日1万2千円。
これを高いと思うのか、安いと思うのかでも違うと思います。都心の一等地の渋谷で勉強し放題の環境があって、色々わからないことが聞ける環境、さらに転職サポートまでありますから。
もちろん個別にみていけばカリキュラムは他でいくらでも安いところはあるし、場所だってコワーキングスペースを借りればもっと安いし、転職エージェントを使えば同じような事をしてくれるのかもしれません。ただそれを個別にやれる人はやればいいでしょうし、全部一緒でいいやと思えるかだと思います。
ですので、一度経験してしまえば、あとは個別でいけると思います。中々最初から自分で一つずつ全部やっていくのは大変ですからね。
これはエンジニア留学だと言いましたがまさに、その通りで、何から何までやってくれるツアー旅行のような感じ。
それとは別に、航空券を自分で買って、自分でホテルをとって、自分で観光地まで行ってという方が安上がりになるに決まってます。ただ、トラブルの苦労だったり、効率よく観光地が見れないなど、結局時間がかかってしまう場合もあります。
それと同じです。
そこの価値観の違いを理解できなければ、ただ値段が高いだけのぼったくりスクールになります。
準備をしていないのも関わらず、色々とやってくれるんだから料金がかかっても仕方ないと割り切って支払い、そこに満足できるのかだと思います。
カリキュラムはどうだったか?
メリットのところでも言いましたが、やってる内容はわかりやすいですし、とりあえずわかるまで何度でも教えてもらえるので、できない人向けのカリキュラムだと思います。
僕はちょうどよかったですし、面白くできましたが、できない人には地獄だったらしいですし、できる人にも物足りないものだったようです。そのバランスはやはり難しいものです。
個人的には最後のチーム開発がもっともデメリットの大きいところでした。
残念ながら、チーム開発に至っては中々勉強が進むとは程遠い環境だったのが残念です。
チーム開発の何が良かったか。
デメリットの部分ではないですが、チーム開発は何をやったかと、実際の実務との違いを解説します。
個人で勉強してる人たちもこのチーム開発ができるという点に惹かれて受講する人も多かったですが、ここが個人的にはとても残念な要素でした。半分が満足、半分が不満が残る結果となっておりました。
個人的にはせっかく実務経験を体験出来る機会でしたが、当時はあまり参考にはなりませんでした。
メルカリの擬似サイトを作るのに細かく分かれている工程を複数人で役割分担をし、作成していくのが流れとなります。
実際にエンジニア転職した感じで言えば、実際の会社はもっとざっくばらんに仕様を作成し、工程表を作っていき、時間をコストと捉えてやっていく感じです。
会社によって違うとは思いますが、工程表を会社が用意してくれる所もあるのかもしれませんが、実際は自分で作る所から実務では始めるので、その辺りが経験できるともっと良かったと思います。
スクールではこの作業にはどれぐらいかかりそうなのか、まずは時間を書き出すのですが、その通り進まないですからね。こういった経験はスクールの時には気づかなかったですが、実務ではかなり重要なスキルとなります。
自社開発の会社だったので、その辺りは緩いのですが、そういう工程で実際に仕事を進めると言う疑似体験を知る事としては良かったかと思います。
会社だと巻き取る人がいますが、スクールではそれが出来ず、酷いチームは完成すら危うかったですが。
この期限を決め、工程を分散していくのですが、大体はこの仕様が変更になったり、最初の仕様の視界不足で、工程が増えたりとするので、こういった部分も知れるとより良かったと思いますが、さすがに時間がないですからね。
実際2週間ぐらいチーム開発はありましたが、そういった事を理解しないままやっていたので、かなり勿体無かったと思います。知ってやるのとでは違いますからね。
実務では基本的に1人1タスクだったので、チーム開発はしていませんが(もちろん大きく分ければチームですが、順番が遅れようと誰にも迷惑がかからない)工程表、仕様などを理解し、時間を計算できるスキルももっと意識して学ばせるべきだったかと思います。
半年間の実務経験で一番苦労したのこの部分でしたので。
その部分を意識しながらチーム開発ができればもっと成長できると思います。
その他サポートは?
デメリットとは違うのかもしれませんが、みんなが言ってたのはウォーターサーバーぐらいつけて欲しかったと。おしぼりや電子レンジ、ペンや紙など色々と支給はありますが、60万払ってるんだからもっと色々と充実しててもよかったかという意見は多かったです。
あと、教室が変わると椅子が違ったり、環境が違うと勉強しづらかったりと色々と不満を言ってる人たちはいました。お客さん目線でみるとそう言った声があったのは当然だと思います。
一番の問題は教室の時間。質問できる時間が限られてもいいのですが、開始と閉館の時間はもっと長くすることはできたかと。10時から21時までの11時間。だいたい1時間休憩なので、10時間勉強してましたが、やっぱり早くに来て勉強して、早くに帰りたかったかな〜というのが個人的な意見。
土日もなるべくこの時は勉強してましたが、その辺りも教室ぐらいは使えるようにしてもらいたかったかなと。もちろん土日コースもありますし、贅沢は言えないんですが。
ただ、土日も質問はできたので、これはよかったですが、途中まで知らなかったので、通知がきていなかったかな?というのがデメリットだったかと。
言語が選べなかったこと
これは正直全くの素人だから正直どれを学んでも同じだったかもしれないですし、確かに初心者向けのRubyという言語なのですが、如何せんメジャーな言語じゃ無い。もちろん求人はあるのですが、年々減っている言語。さらに日本人が開発した言語なので日本のみ。
今現在、PHPで仕事をしておりますが、こっちの方がわかりやすかったかな?というのが、正直な感想。
確かにJavaも学んんだ経験から、Javaはかなりとっつきにくく、脱落者が多く出そうな雰囲気ですが、それでもまだまだメジャーな言語ですし。
難しいのかもしれませんが、Rubyだけではなく、他の言語も選べる、もしくは学べればよかったかと思います。
職業訓練校では?
おまけ的に職業訓練でも学んだので、違いを紹介します。
職業訓練校ではJavaを学んでおりました。
値段もタダ、教科書代の1万ほどのみ。もちろん交通費も支給されます。ただ時間は50分かける6限なので300分の5時間を3ヶ月の60日。ですので300時間ですかね。
テックは10時間かける5日かける10週間なので500時間でした。
この差で学んだ内容はテックの半分以下だと思います。10週間より長い期間を使ってテックの半分も学べないのが現実です。ですので、どれだけテックは効率がいいかわかりますよね。
正直国からお金をもらうことが職業訓練校の目的なので、サポートも大したことないですし教師もプロではない、座学なので、できない人に合わせる感じでした。
基本的にJavaは初学者には難しい言語でしたがRubyとの違いだけ気をつければよかったので、個人的には楽でしたが、周りはできていない感じでした。
他の職業訓練で学んだ人もいたり、HTMLとCSSはできる人などはある程度できてたかと思いますが、それ以外は全く身についていなかったかと。
残念ながらお遊びに近いと思いました。
テックキャンプは自分のスピードでやりますが、追い詰められるので必死にやる。本気でやる人ばかりが集まってる。そういう環境に身を置けて勉強できるのはとてもいい事でした。
実務で役に立つのか?
正直僕自身100人いた受講生の中で40番目ぐらいの出来でしたが、なんとか転職出来ました。
テックの経験が活かせるのかと言うと半分Yesで半分はNo!
やはり会社でやる事が違うし、結局は会社のやり方で学び直すのですが、その部分の時間が少なく済んだ所はあったかと思います。
会社で使ってる言語がPHPだったので、それに慣れるためにProgateやドットインストール、Udemyで学びましたし、基本的にSQLが重要な現場でしたので、1ヶ月はずっとSQLの勉強をしてました。
私の会社は教育がないので、テックでの勉強習慣が続いていた事が一番助かりました。
スクールで自走する力がつかなければもう既にリタイアしていたかもしれません。
最後に
エンジニア転職をし、半年経ちましたが、スクールに通っていなければ転職もスムーズにできなかったでしょうし、会社ではずっと使い物にならない状態だったと思います。
今後もステップアップの転職を繰り返すと思いますが、エンジニアという仕事は続けていきたいと思います!
もしエンジニアをやめたとしてもテックキャンプに通ったことは後悔はしないですし、エンジニアという職業を経験したことは決してマイナスではなかったです。
個人的にはこういうエンジニアとして、完成から逆算し、どうすればいいのかを考える工程は好きなので、本当に楽しめました。
皆さんもぜひエンジニアになって開発、物を作る楽しさを経験してみてください!
↓僕もカウンセリングしてもらいましたが、まずは話してみるのはとても大事です!エンジニアとは何あのか聞くだけでも価値はありますよ!
まとめ
テックキャンプではやり抜けば転職出来ます!
もちろん年齢でかなり狭まるとは思いますが、熱意があれば大丈夫だと。
年収や環境は希望とは違うかもしれませんが、エンジニアとしてのスタートはきれます。
何事もやってみなければわかりません。
留学に行っても別に英語を生かす仕事ができるとは限りませんが、経験は手に入ります。
スクールに通って、失敗しても成功しても経験が手に入るのは間違いありません!
ですので、スクールに行こうが、行くまいが、そこで何を得るのか、どういうことがしたいのかが見つかればいいと思います。
皆さんもテックキャンプでエンジニア留学をしてみてはどうでしょうか?
お金を払った分は経験という形ですぐ取れますので、挑戦してみてはいかがでしょうか?